こんばんは。こんなに短いスパンでブログを書くなんて、記憶にある限りないです。
さて、タイトルにもある通り、最近書き上げた長編の話です。
まだタイトルは決まってません。書き上げたのでひとまず寝かして、推敲した時にでも考えればいいや、という気持ちになっております。推敲は……年内にできたらいいですね……。
当初はとある公募に出そうと思って書き始めたのですが、全然間に合わないし書いている途中でスランプになってしまい放置して、それから数年越しでなんとか書き上げられました。公募に出すということで、十万字程度のつもりで書いていたのですが、書き上げてみたらその倍、二十万字になってしまいました。推敲したら多少減ると思いますが、さすがに十万字にはならない……。今まで書いた中では、二番目に長い話になるでしょうか。
この長編を書くきっかけは、今はもう公開していない、その上違う名義で書いていた長編です。その長編が完結した後、長編の主人公の親世代の話を書いてみよう、と思い立ったのが始まりでした、確か。
とはいえ、単独で読めるのが大前提。その上で、件の長編も読んだ人が「実は繋がっていたんだ!」と気付いてくれたらいいなあ、というのがありました。今となっては、その長編を公開していないし、それを読んだ人が今回書き上げた長編を読むことは、まあないでしょう。
それはさておき、書こうと思い立ったのは2016年とか2017年の早い段階だったと思います、覚えてないけど。残っている最初のプロットの最終更新日は2017年10月ですが、このプロットをその後大幅に見直して、2018年2月下旬くらいから、本編を書き始めたようです。
書き始めたものの、一ヶ月半くらいで7万字書くという、わたしとしてはハイペースで進めたために切りがいいところにたどり着いた時点で一度燃え尽きてしまいました。その間に色々短編やら他の長編やらを書いて、放置していたものをいつまでもこのままにはしておけないと、ようやく戻ってきて、なんとか書き上げられたわけです。
わたしは、おおざっぱなあらすじを書いた後(これがプロットに相当する?)、そのプロットに沿って細かなエピソードなどを箇条書きして(下書きかな?)、それから本編に取りかかる、というスタイルです。プロットは短いですが、下書きに相当する部分は3万字程度書いています。長編の場合は、だいたいいつも数万字程度の下書きはしています。下書きができた後は、深く考えずにそれ通りにキーボードをぱちぱちしていけばいいので、楽といえば楽です。いや、それほど楽でもないです。
効率悪いなあ、と思いますが利点もあって、今回のように三年ぶりに再開しようという時でも、下書きがあるので基本的にはそれに沿って書けばいいから、色々忘れていてもなんとかなりました。忘れていたので、書いた分を読み返さないといけなかったですが。
長編の話、といいつつ内容ではない話がほとんどになってしまいました。内容は、異世界ファンタジーで、普通に生きていた主人公が、いつの間に嫉妬と狂気にまみれた小さな騒動に巻き込まれるという話です。今回は明確な敵役がいて、そのうち一人はマッドサイエンティストを意識しました。だいぶマッドな感じになりました。現時点では同人誌にするかは未定ですが、いずれ推敲して、少なくとも投稿サイトや自分のサイトで公開しようかな、とは考えています。それがいつになるかは未定ですが、もしも公開したら、その時はよろしくお願いします。