すっかりブログの更新をサボっているので、ここを見ている人がいるかどうか定かではないですが、サイトを見てくれてる方はいるんだな、とweb拍手で分かります。応援ありがとうございます!
さて、今年最初のブログ記事で、今年最後のイベント直参のお知らせです。
11月11日(土)に東京流通センターで開催される文学フリマ東京37に出店します。
サークル名はサイトと同じ『夢想叙事』、ブースNo.は『お-57』です。第二展示場1階です。
来年からは入場が有料となるそうなので、無料で入場できるのは今回までです。
東京近郊の方、ぜひお立ち寄りください。
しばらくサイトの更新をだいぶサボっているので、サイトには掲載していない短編を集めた短編集『Binary Star-Shine』『Binary Star-Shade』や、異世界ファンタジー中編『封印ロンリネス』などがあります。
仕事が忙しくてサイトの更新、電子書籍化をサボりがちなので、確実に欲しいという方がいらっしゃいましたら、文フリ東京にお越しになるか、通販のご利用をよろしくお願いします!
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まずは毎回恒例、Twitterのタグからいらっしゃった方に簡単に自己紹介。
永坂暖日(ながさか・だんぴ)という名で物書き活動を長年続けています。Twitterのアイコンはキガシラペンギンという日本では飼育されていない絶滅危惧種のペンギンです。ペンギンはかわいいけど、そのほとんどは絶滅の危機に瀕しています。それはさておき個人サイト全盛期から十年以上「夢想叙事」というサイトを運営(放置ともいう)しています。五、六年ほど前から同人誌を作って即売会に出没するようにもなっています。
よく書くジャンルは、異世界ファンタジー(転生や転移は含まない)とSF、現代物です。基本的にはシリアスでシビアな作風で、主人公は大概ひどい目に遭います。でも時々ほのぼのも書くので、見捨てないで読んでください。
自己紹介が終わったところで、本格的に振り返っていきましょう。そこそこ長いです。
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さて、昨年も大変な一年となり、今年もどうなることやら、という状況になってきていますね。ただ、出社しないとほとんど何もできない仕事のため、去年も今年もリモートワーク何それおいしいのみたいな感じで働いていきます。
さっそくまずは、2021年の創作状況を振り返っていきましょう。
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さて、タイトルにもある通り、最近書き上げた長編の話です。
まだタイトルは決まってません。書き上げたのでひとまず寝かして、推敲した時にでも考えればいいや、という気持ちになっております。推敲は……年内にできたらいいですね……。
当初はとある公募に出そうと思って書き始めたのですが、全然間に合わないし書いている途中でスランプになってしまい放置して、それから数年越しでなんとか書き上げられました。公募に出すということで、十万字程度のつもりで書いていたのですが、書き上げてみたらその倍、二十万字になってしまいました。推敲したら多少減ると思いますが、さすがに十万字にはならない……。今まで書いた中では、二番目に長い話になるでしょうか。
この長編を書くきっかけは、今はもう公開していない、その上違う名義で書いていた長編です。その長編が完結した後、長編の主人公の親世代の話を書いてみよう、と思い立ったのが始まりでした、確か。
とはいえ、単独で読めるのが大前提。その上で、件の長編も読んだ人が「実は繋がっていたんだ!」と気付いてくれたらいいなあ、というのがありました。今となっては、その長編を公開していないし、それを読んだ人が今回書き上げた長編を読むことは、まあないでしょう。
それはさておき、書こうと思い立ったのは2016年とか2017年の早い段階だったと思います、覚えてないけど。残っている最初のプロットの最終更新日は2017年10月ですが、このプロットをその後大幅に見直して、2018年2月下旬くらいから、本編を書き始めたようです。
書き始めたものの、一ヶ月半くらいで7万字書くという、わたしとしてはハイペースで進めたために切りがいいところにたどり着いた時点で一度燃え尽きてしまいました。その間に色々短編やら他の長編やらを書いて、放置していたものをいつまでもこのままにはしておけないと、ようやく戻ってきて、なんとか書き上げられたわけです。
わたしは、おおざっぱなあらすじを書いた後(これがプロットに相当する?)、そのプロットに沿って細かなエピソードなどを箇条書きして(下書きかな?)、それから本編に取りかかる、というスタイルです。プロットは短いですが、下書きに相当する部分は3万字程度書いています。長編の場合は、だいたいいつも数万字程度の下書きはしています。下書きができた後は、深く考えずにそれ通りにキーボードをぱちぱちしていけばいいので、楽といえば楽です。いや、それほど楽でもないです。
効率悪いなあ、と思いますが利点もあって、今回のように三年ぶりに再開しようという時でも、下書きがあるので基本的にはそれに沿って書けばいいから、色々忘れていてもなんとかなりました。忘れていたので、書いた分を読み返さないといけなかったですが。
長編の話、といいつつ内容ではない話がほとんどになってしまいました。内容は、異世界ファンタジーで、普通に生きていた主人公が、いつの間に嫉妬と狂気にまみれた小さな騒動に巻き込まれるという話です。今回は明確な敵役がいて、そのうち一人はマッドサイエンティストを意識しました。だいぶマッドな感じになりました。現時点では同人誌にするかは未定ですが、いずれ推敲して、少なくとも投稿サイトや自分のサイトで公開しようかな、とは考えています。それがいつになるかは未定ですが、もしも公開したら、その時はよろしくお願いします。
]]>先日、#Twitter300字ssに参加した作品をサイトに上げているので、よろしくお願いします。コツを掴めてきたとか前回書いてますが、やっぱりそんなことはなかった、と思いました。
今回も画像を作ったのですが、今はパソコンを立ち上げてないので、今度パソコンを立ち上げたときに画像は上げようと思います。
さて、300字SSは毎月書いてますが、それ以外で最近書き上げたのは、なんといっても長編です。2018年の二月くらいから書き始めたような気がします。5月頃に一度スランプに陥って放置、そのまま三年もの時を経て今年の四月頃から執筆を再開し、先週やっと書き上げました。
長編を書く時はざっとしたプロットを作り、それから結構細かい内容を箇条書きにした下書きを書いて、本編に取りかかるようにしてます。なので、構想を練り始めたのは2017年頃、ネタ自体は2016年くらいに思い付いたんじゃないでしょうか。もう忘れましたが。途中まったく手を着けていない期間もありましたが、五年ほどかかったわけです。時間はかかりましたが、なんとか書き上げることができてよかったです。途中で放置していたものの、存在自体はずっと気になっていたので。
世の中に創作論は色々とありますが、共通しているのは、「とにかく書き上げること」だと思います。書き上げなければ、どんな傑作も未完のままです。まあ、自分のは全然傑作ではないですが。
そういえば、書き上げたはいいけれど、まだタイトルが決まってないことに気が付きました。というか、忘れていた……。
タイトル含め、長編についてのあれこれは、次回のブログのネタに取っておこうと思います。
]]>月に一回開催されるTwitterでの企画「#Twitter300字ss」に去年から毎月ひっそり参加しています。300字ということで参加しやすいです。毎月続けてきて、なんとなくコツを掴めてきたような気がします(気のせいかも)。
企画開催日にカクヨムに投稿して、次の日くらいにはサイトでも公開するので、おかげさまで毎月何かしら更新できています。
企画のお題は開催日の一週間前に発表されるのですが、開催直前(もしくは開催されてから)書くことも多く、結果カクヨムに投稿するだけ、ということが多いです。が、今回は珍しく早く書いて、時間もあったのでポスカ風の画像を作りました。せっかくなので、ブログに載せておこうかと。↓の画像です。クリックすると拡大できます。
内容も画像も気に入っているので、読んで頂けたら幸いです。
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直参イベントには参加しづらい・行きづらいだけでなく、開催すらされないようなこんな世の中ですが、全通販型の同人誌即売会『Text-Revolutions Extra2』(通称:テキレボEX2)が現在絶賛開催中です。2020年12月26日から購入サイトがオープンして、3月21日で購入期間終了となるので、どちらかというと会期終盤です。
こちらにわたしも参加しています。購入サイトで『夢想叙事』か『永坂暖日』で検索してみてください。昨年11月に発行した、人間と人魚を巡る和風ファンタジー『あぶくは願う』や新刊となる地下都市SFの番外編集『名もなき日々』などがあります。
わたしの本以外に、テキレボEX2に参加されている他のサークルさんの本やグッズなども同時に購入できます。購入方法は詳しくはテキレボEX2のサイトを参照して頂きたいのですが、手数料+送料で、数多の本が一度に買えるという大変お得なイベントです。買い過ぎちゃってもうこれ以上は持ち歩けない、という直参イベントならではの悔しい思いは無用です。欲しい本は全て自宅に届くのです。届くまでにちょっとお時間頂きますが、イベントの開催自体が減っている今、欲しい本をいつ買うの? 今でしょ!
そんなわけで、ちょっと雑な宣伝ではありますが、この機会にぜひわたしの本を買って下さい。今後のイベント参加予定はまったくの白紙なので(10月の文フリ札幌はちょっと考えてますが)。
↓お品書きです。
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大晦日に、2020年の創作をさっくり振り返ってみようと思います。去年に引き続き、Twitterでの企画「#創作2020_21」に参加です。
タグから来られた方に簡単に自己紹介しますと、永坂暖日(ながさか・だんぴ)と申す物書きです。「夢想叙事」という個人サイトを運営しつつ、同名でオフラインの活動も細々やっています。異世界ファンタジーやSFを書いていて、淡々とした文章と、シビアな展開になりがちな作風が特徴といえば特徴でしょうか。ご興味のある方は、サイトをご覧になるか、カクヨムでも小説を公開しているのでぜひともご覧ください。
さて、今年は皆さまご存じの通り、大変な一年でしたね。去年の総括記事を読み返したら、こんなことになるなんてこれっぽっちも思っていないのが見て取れます。
■今年のイベント参加
1/19 第4回文学フリマ京都(個人委託)
5/18〜8/31 Text-Revolutions Extra(通称:テキレボEX)
11/22 第31回文学フリマ東京
12/26〜1/11 Text-Revolutions Extra2(通称:テキレボEX2)
5月の文フリ東京にも参加予定でしたが、中止。他にも個人委託させて頂く予定だった即売会も次々と中止……。
今年はイベント参加を控えめにしようと思っていたとはいえ、これだけ次々と中止になるのはさすがに残念無念の一年でした。
そんな中、オンライン上でたくさんの同人誌を一度に買うことができる通販型即売会のテキレボEXは、大変ありがたいイベントでした(現在テキレボEX2が絶賛開催中)。
来年も、今年とさほど状況は変わらないのかなと思いますが、今年よりはイベントの開催数は増えそうな気もします。ひとまず、文フリ東京には開催されるならば参加しようと思っています。遠征は、その時の状況次第になりますが、文フリ札幌に参加したいなという密かな野望を抱いています。
■今年作った同人誌
『竜の舞い降りる村』
異世界ファンタジーの短編集ですが、再版となります。初めて作った短編集で、とっくに完売していたんですが、テキレボEX開催を記念して再版しました。中身は一緒ですが、表紙・装丁・各話の扉・組版が初版とは違います。
『あぶくは願う』
人間と人魚を巡る和風ファンタジー長編です。去年の今頃も書いていた話を、11月に発行しました。初めての上下巻セット。電子書籍(Kindle)も発行していて、電書版は一冊にまとまっていて、電書版用の表紙になっています。
■今年書いた話
まずは、『あぶくは願う』ですね。7万字くらいにしたい、なんて去年の総括で書いていますが、大体その倍になってしまいました……。おかげで執筆期間も当初より長くなり、推敲にも結構時間を取られました。しかしなにはともあれ、数年抱えていたネタをようやく形にできたので良かったです。年をまたいで書いてますが、2020年に書いた分は多分14万字くらい。
その後は、気分転換兼去年途中で終わってしまったnovelberの残りのお題に取りかかりました。こちらも二ヶ月くらいかけて、残ったお題を全て消化。これは42000字ほど。
まとまって書いたものはそれだけで、後は300字SSが11編と短編が2編、今年のnovelberを6編書きました。総文字数は20万字ほど、作品数30。
2019年よりは書いてるけど、長編を二つ書くという目標は達成できませんでした。でも、長編を久しぶりに書いたし、よく頑張ったと自分で自分を褒めておくことにします。
■来年の目標
今年の二つ目の長編として書くはずだった頓挫している長編を書き上げ、来年こそは、長編をもう一つ書く。そんでもって、今年のnovelberがまたもや途中になってしまっているので、そちらもぼちぼち進めたいです。見切り発車したために、やめときゃ良かったと思わなくもないですが、始めてしまったからにはなんとか終わらせたい……。
その他、Twitter上で開催されている300字SSには今年に引き続いて参加、その他の企画にも参加したいと思います。
とにかく、書く。
□創作と新型コロナ(オプションテーマ)
仕事の方は、テレワークが難しい仕事ということもあり、幸いさほどの影響はありません。日常生活自体も、去年とまったく同じとはいきませんが、あまり変わらないので、創作に充てられる時間は今までとほぼ変わらずです。去年より書いているから、まあほぼ影響はないと言えるでしょう。
ただ、3月頃、Twitterで絵描きさんたちがアマビエをテーマにイラストを描いているのを見て、よしじゃあ自分は小説を書こうと思って書きました。何故かSFになりましたが『きみの健やかなる未来を願い、描く』です。カクヨムに投稿した時、もう誰かアマビエで書いているだろうと思ったら、意外と誰もいませんでした。一番乗りでした。やったね。
と、今年の創作は以上のような感じです。最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
]]>カクヨムに長編を投稿したり、サイトでもしれっと短編などを公開したりしていますが、作業に追われてそれっきり、ブログでお知らせするのをうっかり忘れていることが多いですね。すみません。
そういうわけで、とっても久しぶりに、自分のサイトで連載です。
といっても、昨年11月にブログ上で参加していた企画『novelber』の続きなのですが……。
企画期間中に途中で付いていけなくなり、中途半端なところで終わってしましました。長編『あぶくは願う』を脱稿した後、ずっと気になっていたので書いていなかったお題をすべて書きました。よく考えたら、お題企画で全部のお題をちゃんと書くのは初めてだったかもしれないです。
書き終えたものの、企画はとっくの昔に終わっているし、どうやって公開しようかと思ってTwitterでアンケートを取ってみた結果、サイト+同人誌+電子書籍という形にしようと決めました。
で、忘れないうちに実行しなければと思い、まずはサイトでの公開となりました。ブログでの公開はあまり需要がなかったようなのと、今更感が自分の中でもあったので……。
そして、投稿サイトでの公開も、やはり今更感があるので、自分のサイトでのみの公開です。毎日日付が変わると公開されます。WordPressって便利ですね。まだまだ使いこなせてないですけど、導入してよかった。
地下都市SFの番外編ばかりでいずれも掌編なので、すぐに読めると思います。企画期間が11月だったので、夏になりつつある今、季節感を無視した話も多いですが、30日まで毎日楽しんで頂けたら幸いです。
同人誌と電子書籍については、今度の秋頃に発行できたらいいなと思っています。その前に『あぶくは願う』の同人誌も発行予定なので、そちらもよろしくお願いします。
COVID-19のせいで即売会は中止が相次いでいて悲しい限りですが、同人誌自体は発行していきたいです。
]]>同名の短編を昨年11月に公開していますが、その短編を膨らませるだけ膨らませたのが長編版になります。
昨年末から執筆していて、7万字程度の中編を予定していましたが、予定を大幅にぶっちぎって15万字以上になってしまいました(短編版は約1万字)。
カクヨムで公開しているのは約13万字。これはこれで完結していますが、公開するにあたって削ったシーンがいくつかあります。いずれサイトでも公開していく予定です。
削ったシーンを含めたいわば完全版は、今秋に同人誌として発行予定です。電子書籍も発行する予定なので、web版を読んで「完全版も読みたい!」と思った方は秋までお待ちくださいませ。
今回の『あぶくは願う』は自分史上一番辛くシビアな展開が多い話になっております。辛いのが苦手な方はお気をつけ下さい。
10万字を超える長編を書いたのは、多分『嘘つき王女と隻腕の傭兵』以来ではないかと思います。長い話を数年書いていなかったわけですが、書いている間は楽しかったです。辛い展開が多いですが。
それでは、楽しんで頂けたら幸いです。
]]>こんなこともできるよ、という紹介です。
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記事作成中に一太郎2017から2020にバージョンアップしてしまいました。したがって、画像が一太郎2017のものもあります。
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一太郎さんでの組版のやり方は、ネットでちょちょいと検索かければ出るわ出るわ……というほどでもないような気はします。よく調べていないので分かりませんが、どちらかと言えばwordでのやり方を紹介しているサイトの方が多いでしょう。
わたしが初めて自分で同人誌を作ったのは、2016年。一太郎さんでも組版できるようだと知り、その方法をネットで調べ、自分の理想とするものに近づけるべく、試行錯誤しながら作っています。今でもまだ「これだ!」という形はできていませんが、基本的なところはかなり固まってきたので、そこら辺をまとめようと思います。
備忘録ではありますが、これから初めて一太郎さんで同人誌を作ってみよう、という方の参考になれば幸いです。
なお、この記事を書いているのは、小説を書くのが趣味で、同人誌も作っているという素人です。もっと効率のよい方法はあると思います。
最初は一太郎2017でのやり方を書いていましたが、書いている間に一太郎2020を購入したため、一太郎2020での方法になります。
長くなるので、以下に続きます。
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今回公開した『挑戦状の理由』は、2009年に創作仲間数名と結成した紙風船工房というサークルの会誌「紙ふうせん」の創刊号のために書き下ろした中編です。「挑戦」というテーマで書いたのですが、タイトルからして直球ですね。駆け出し剣士の少女が、とある理由から腕利き剣士に挑戦状を叩きつける、という異世界ファンタジーです。
このところシビアな感じがするものばっかり書いていて、鬱展開でつらい、などと言われることもしばしなになってしまいましたが、『挑戦状の理由』はライトでさわやかな感じのファンタジーです。安心してください。
発行から十年たち、サークルでの活動はもうしていないので、今回公開することにしました。
十年前の文章を自分ではもう読み返せないので、十年前に書いたまんまです。自分で読めないものを公開するのもなんですが、まあこういうものを書いたこともあったのよ、ということで。
さて、近況ですが、ちょっと前に公開した短編『あぶくは願う』に大幅に加筆修正しているところです。中編のつもりですでに書き上がっている予定でしたが、思ったより長くなってしまい、まだ書いています。
今秋に同人誌として発行する予定ですが、その前にサイトでも公開できたらいいな、と思っています。